正直なところ、アウルと明石については鴻太を含めたフルメンバーで挑みたかった。
予想通り、モール・ラックでのボール支配が勝敗をわける形となった。
マイボールが相手ボールに、相手ボールを奪えない ことで攻められたのが敗因。
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①チーム全体で良かったところ
・練習してきた次々と繋いでボールを回しトライする場面が見られた。
・横の動きに対してタックルに入ることができた。
・時々であるが、モールを押すことができた。
②チーム全体で反省すべき点
・モール、ラックでマイボールのはずが相手チームにボールが出た。
相手チームのボールを奪うこともできなかった。
・サインプレーでスピードの緩急がなかった。
・フォワードがポイントまで走れてなかった。(集散の遅さ)
・チーム全体の声がなかった。
(4試合目の前にも「声を出せ!」と鼓舞したが、試合開始直後チーム内で声を出す者は無し。)
③個人で良かったところと反省すべきところ
FW 琉哉
随所に入るタックルが良かった。相手を完全に倒せていた。相手もプレッシャーを感じただろう。
ボールを持って相手に当たる時、マークをズラしていたため今までよりも素直に絡まれることが少なかった。
キャプテンなら、もっとチームを声で引っ張らなければならない。
もっとキャプテンとしてチームを先導しなければならない。
FW 岳歩
チーム内で最も数多く低いタックルができていた。
横の動きに対しても逃がさないタックルが良かった。
モールサイドを前に走り出るスピードも良かった。
自分が持ったボールでモールを作り、絡まれた後のボールコントロールが上手くなっている。
プレーでチームを引っ張っているが、もっと声を出して引っ張ってほしい。
少し大人し過ぎる。
FW 太勇
ほとんどのタックルが姿勢高い。
ポイントからポイントまで走れていない。
スタミナ不足。
もっと闘争心をむき出しにしないと。
SH 夏鈴
タックルは練習成果が出ていた。
だいぶ正面気味からのタックルが行けるようになった。
追いタックルは相変わらず鋭く行けていたためトライを防げた場面が多々あった。
だいぶん追い込むコース取りも良くなってきた。
SHとしての仕事、他ポジションでのアタック・ディフェンスの勉強が今後の課題。
SO 伊吹
他の者がタックルした後のボールを奪いに行く動きは良かった。
もっと動きにガムシャラさ(闘争心)が欲しい。
数多くタックルに行けたが、姿勢が高くなった時は相手を触ることもできず、簡単に抜かれて失点につながった。
やはりタックルが今後の課題。
もっと前進(前へ詰め)し、ヒットする威力を。
CTB 鴻太
横へのタックルがだいぶ良くなってきた。
フルメンバーでの活躍を見たかった。
WTB 楽
随所に見られたタックルは良かった。
連続してのタックル、一人オーバーはモチベーションの高さを感じた。
時々タックルが高く、相手に展開を許す場面が多かった。
もっと前に出て相手との距離を詰めた低いタックルが必要。
ボールを持った時、走り始めからトップスピードであるためコース変化ができず相手に容易に捕まっている。
もっと緩急で揺さぶらなければならない。
正面から当たる破壊力もラグビーの醍醐味であるが、もっと簡単に抜くことを覚えなければ、高学年では太刀打ちできなくなる。
<今後の強化重点項目>
・モール、ラックでの球出し準備までのスピードアップ
・モール、ラックサイドの鋭いスピード攻撃
・緩急つけた攻撃
・低い姿勢でのタックル
・激しい当たりのオーバー・タックル=闘争心UP
・サインプレーの精度UPと、ボールを繋ぐ方法の解説
・熱中症にならない身体作り=スタミナUP
中学年コーチ 上田
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